初ドルステとアイドルを演じる俳優三浦くん

行ってきました。アンプラネット~ボクの名は~

 

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1ヵ月ほど前に急遽スケジュールに滑り込んできた三浦くんのゲスト出演情報。それは今、若手俳優業界で注目されているアイドルステージ略してドルステと呼ばれるジャンルの舞台だった。

会場は新宿駅から徒歩5分ほど先にある紀伊国屋ホール。レトロな空間とはほど遠いヲタクならではのギラギラしたオーラがそこにはたゆたい、異色な雰囲気が会場内を取り巻く。これもドルステというジャンルが生み出した独自の雰囲気なのだろうか、舞台の内容が会場内の空気にも反映しているような、そんな気がした。

 

ドルステの様子からはじまったが、そもそもドルステとはどういうことを指しているのか。曖昧な解釈だったので改めて調べた。

 

 

アイドルステージとはなんなのか?そしてアンプラとは?

主人公の男性アイドルグループが結成されるまでのお芝居(一部)と、アイドル達のライブ(二部)で構成されるという舞台。今では一般的になりつつある【STAGE(芝居)×LIVE】の二部構成舞台の先駆けとなり、これまで「少年 ハリウッド」「プレゼント◆5」「三日月」「CHaCK-UP」といったグループを世に送り出した。

そして今回はアイドルステージ第4弾となる「アンプラネット」。自ら宇宙人を名乗る、正体不明の惑星アイドルグループ「CHaCK-UP」の弟分である彼らの主演舞台 ミュージカライブ『アンプラネットーボクの名はー』では【第一部ミュージカルパート】と【第二部レビュー(ライブ)パート】を上演する。

 

 お芝居80分、ライブ40分と盛りだくさんの120分。この構成はミュージカル刀剣乱舞でも使用されていたネルケ御用達の手法。

会場では手首に付けるライトが手渡された。これは舞台演出に合わせて自動的に色が切り替わるように設定されており、観客も演出者のひとりとして参加できるようになっているというもの。ライブパートでは、推しが演じるキャラの名をあしらった団扇やキンブレを各自取り出し、キャストからの丁寧な指導のもとしっかり胸の位置で振るよう事前練習*1が組み込まれていた。なんだか妙に心が疼く。

 

そしてはじまったアンプラ。前回の公演との繋ぎであれば初見は置いてけぼり?と不安に思っていたが特に心配する必要もなく、シンプルな内容にすんなり溶け込むことができた。

 

 

あらすじ

 便利屋 ポミィへの新しい依頼は、“銀河アイドル選手権”の優勝賞品である宝石を主催者のもとへ届けるというもの。

しかし道中、宝石の美しさに惹かれて身につけてみたポミィは、途端に意識が遠ざかり…目を覚ます と、別の人格(しかも女性!)になってしまいます!そんなポミィを狙うアンプラネットメンバー…。
 一方、ポミィの別人格である「ポムリア」は、掃除屋ヴィーとともに銀河アイドル選手権に出場することに!?
 
銀河アイドル選手権の優勝、そしてキセキノカケラを手に入れるのは誰なのか――?!

 もはや地球の話ではないのか(笑)

ポミィを狙うアンプラメンバーとあるが、劇中ではそのポミィのことを姉さんと呼んだり、帰ってきて!とか言ってるのできっと兄弟なんだろうと思った。

おおまかに言うとアイドル選手権の優勝景品がその姉さんと呼ばれる人が入っている宝石で、それを取り戻すために兄弟であるアンプラメンバーたちがアイドル選手権に参加し、優勝を狙うというもの。そしてその景品を運んでいた便利屋ポミィはひょんなことから姉さんに身体を乗り移られてしまい、姉さんの気まぐれでアイドル選手権に出ることに。そして兄弟たちと再会する中で、それぞれがいろんな人を助けたり助け合ったり(←かなり雑な説明)しながら優勝を目指すという内容。だったように思う、、。

因みに姉さん含むアンプラ兄弟は宇宙人なので、自分の魂を別の身体に乗り移すことができるらしい。

 ミュージカル劇のように突然歌いはじめることもあれば、アイドル選手権というだけあってバリバリに歌って踊ることももちろんあるからキャストの方々は常に体力勝負。だからと言って録音は一切使用しておらず、全て生声。微量の息切れはあっても気にならない程度に皆安定した音域で歌いあげていた。

 

 そんなアンプラを悠々と堪能していたが大本命はいつだって頭の片隅にちゃんとある。

そう、お目当ての三浦くんは一体どこで出てくるのか??楽しみからか緊張からか、キンブレを持つ手には汗が滲み、自然と肩が強張ってくる。そしてとうとう待ちに待ったゲストコーナー、やってきた。

 

 

地球から来たキューティーボーイ

ああそうだった。私が今ここにいる場所は名も知らないどこか遠い惑星の中にある劇場。こんな遠方から遥々お越し下さったのは我らがプリンス、三浦宏規くん。

この見出しは、司会のキャストが三浦くんを紹介した際のキャッチフレーズ。これを聴いた誰もが首を大きく縦に振ったのは言うまでもない。

 

そんなキューティーボーイこと三浦宏規くんを最後に見たのは約2週間前のドリライ。久しぶりとも言えない三浦くんは中央ステージに華麗に表れる。そして舞台に上がれるこの日を何か月も何年も心待ちにしていたかのような満面の笑みでそこに登場した。

髪色は暗めの茶髪から金髪に近いミルクティーのような色に変え、肌の白さがより際立つ。そしてキャメルよりちょっと明るめの色彩をしたシンプルなカジュアルスーツは彼にサラリと着こなされ、そのこなれた感じがセクシーさを一層引き立たせる役目を担っている。さらに首から下げた煌びやかな黒か紺のストールは歩くたびに靡きグラデーションを作る。それはまるでオーラそのものを表現しているかのようだった。

 

はあ、できることなら地球のキューティーボーイに加えてプリンスも書き加えたい!そんな願いもここでなら叶う!改めましてご紹介します。

 

「お待たせしました。本日のゲストは地球から来たキューティーエンジェルプリンスこと、三浦宏規です!!」

 

わたしのプロポーズ芸にも力が入る。

結婚してくれ。

 

そして三浦くんは中央ステージの段差をリズミカルに駆け降り、どきどきわくわくといったオノマトペをそのまま文字起こしたような表情を浮かべてマイクを持ち、こう話す。「本日は素敵なステージにお招き頂きありがとうございます。」そして司会のキャストと客席に深く、それはとても深く一礼をした。

本当はドリライを終えた後、この夏主演を飾る舞台の稽古にすぐ取り掛かる予定だったが公演準備の最中に不慮の事故があり中止となってしまった。そのぽっかり空いた期間を埋めるというのは競争市場のこの業界、とても容易なことではない。だからなのかどうかはわからないけれど、観客キャストはもちろん、このご縁に携わってくれた人々と神様のちょっとしたサプライズにも感謝の意を込めて一礼しているように思えた。

誠意と感謝は言葉と態度でちゃんと示す。それが三浦宏規くん。

 

 

そして地球からやってきたかわいい王子様はここへきた理由を話しはじめる。

「地球からやってきました。三浦宏規です。友達のいくみんと調査してたらどうしても(アイドル選手権のライブに?)出たくなって偉い人に頼んで裏の出を使って出させてもらいました(笑)」(※ニュアンス)

 

 

このコメント自分で考えたの?(笑)

アンプラキャストのいくみんこと井阪郁巳くんとはテニミュ以前からの親しい仲。そういう流れがあり、そこに偉い人たちが関わって、今ここにいる。ということをこの舞台の世界観に合わせて自分なりにまとめてきたのかもしれない*2と思ったらわたしの好き!!の気持ちはあっという間に紀伊国屋ホールを突き抜けてオゾン層を越える。ああ、なんて徳の高い男の子なんだろう。

 

待って、こんなに書いてるのにまだ歌ってない。

 

そして三浦くんは用意された真ん中にあるスタンドマイクの前に立つ。

三浦くんは度々なにかを考えたり思い出したりするときに左斜め上を見る。浮かんでいた空気中の何かを見ていたのか、はたまた何かを思い出していたのか、それとも何かを念じていたのか、その真相は誰にもわからないけれど、なんだかそれは俳優からアイドルになるための儀式のように見えた。三浦くんなりのメタモルフォーゼ。

 

曲は過去にドルステで構成された三日月という地球アイドルグループ?の曲でどこか90年代を思わせるキャッチ―でノリのいいラブソング。

 

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「好きさ君が好きさ」と繰り返し、ちょっとくさいセリフを連ねる昭和の王道アイドル曲(フォーリーブスとか男闘呼組とか光GENJI)を歌う三浦くん。彼の歳にはあまりにも遠い年代と反するビジュアルが何故か上手く合わさる。そこから派生して生まれたギャップは堪らなくセクシーで艶やかで額に汗を滲ませながら踊って歌う三浦くんはそれはもう思い描いた通りの正しいアイドルだった。

「心に嘘はつけない主義なのさ」「この胸に飛び込む君を抱いて愛してるよと言いたい俺さ」「永遠に誓う儀式は月夜に照らされ交わすキス」

 こういう曲を歌うのは決まってアイドルだし、いくらヲタクが願っても俳優が踊るなんてそんなチャンスは当然巡ってこないだろうと思っていた矢先のコレだったので、そのときの私の目はかなり血走っていたと思う。

 

さっきまでかわいい子猫のような少年だったのにマイクスタンド持って歌えば忽ちセクシーな青年に様変わり。今しかない少年と青年の間を行ったり来たりしたながら生きている等身大の三浦くんはただただ美しかった。

 

そして最後のサビらへんでニヤリと口角を上げる顔がやばい。ビブラートが熱い。身体が柔軟なので腰振りが濃厚。色っぽいのにガツガツ踊る。

召天された。

あっという間の3~4分間。舞台袖へ捌けるまで軽やか且つ機敏。

 

いい加減

結婚して?

 

 

 

三浦くんが出ると知れば彼のファンはきっと言われなくてもそこへ行くし何度も見に行くだろう。けれどもいろんな人が来る劇場には当然ファンではない人をはじめ、彼を知らない人も見に来る。そしてみんながみんな何回も舞台へ足を運ぶわけではない。そういうことをよく理解しているなと思った今回。

今日しか観にいけないことに凹んだけれど、1公演1公演を大切に挑む三浦くんの姿勢を見たら満足できる今日として終えることができたしきっとずっと覚えてる、それくらい質の高いパフォーマンスだった。見るたびに信頼性の高いめちゃめちゃかっこいい男の子だとつくづく実感する。(そりゃ欲を言えば自分の目で三浦くんを見たいので何度でも入りたいに越したことはない)

 

三浦くんが質の高い演出を懇切丁寧に全力で提供してくれるのなら、ファンであるわたしもその気持ちをしっかり受け入れ応えていこう。それに見合うような心持ちで観劇していこう。そしてそのときの記憶をできる限り大切に大切に残していこう。

目指すは8月。

 

 

かわいすぎか

 

 

 

 

オンライン文献の引用ページ

ミュージカライブ『アンプラネット―ボクの名は―』ゲネプロレポート[「演劇部!」]|ミライカナイチャンネル|夢応援ウェブマガジン

男性アイドル新時代!!『アンプラネット』開幕直前!アイドルステージ(略してドルステ)をまとめてみた - NAVER まとめ

*1:ジャニーズ現場では暗黙の了解なので改めてこのような指導が入ることはほとんどない

*2:ヲタク特有の勝手な穿ち